株式会社廣畑工房

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あなたはどっちが好み?開き戸と引き戸

家づくりコラム

こんにちは!御前崎市で大工による家づくりを手掛けている廣畑工房です。

今回は、ドアに関するお話です。
家のドアにも、設置場所や部屋の用途によって、向き不向きがあります。

■開き戸と引き戸、どっちを選ぶべき?
特にこだわりがなく迷っている場合には、引き戸をお勧めします。

お客様が50代60代で、セカンドライフに向けた家づくりであればなおさらのこと。
荷物の運び入れや、介護を考えなければならない将来を見据えれば、引き戸の方が絶対に生活は楽になります。

デメリットは、上部のレールをスライドさせる吊り戸には隙間ができること。開き戸の方が、気密性は確実に高まります。 ただし、能登半島地震のような昨今の災害時、窓や扉が開かなくなるトラブルに見舞われることもありますが、隙間のある引き戸の方がそのリスクは低いとも言えます。

■ドアノブや引手は右?左?
右開き、左開きは、家々によって異なります。入るとき(開けるとき)右開きだった扉は、出るとき(閉めるとき)は左になりますので、利き手で使いやすいかで決めることになるのですが、間取りによって決定することの方が多いと言えます。

特に、玄関扉はそう。玄関から入ったとき、右にシューズボックスやシューズクロークがあり、左にLDKへつながる扉があるなど、その間取りで開ける向きの利便性が変わります。 当社では間取りと共に、その向きのご提案を行っています。

■ドアの材質
主に木製と金属製に分かれます。

木製ドアの場合、玄関などはスギやヒノキ、カリン、ケヤキなど重厚感のあるもの、室内であれば、ピーラーやスプルス、ナラなど、部屋の印象が明るく、壁や周囲の家具に馴染むようなものが使われます。金属ドアの場合、アルミやスチール、ステンレスなどの種類があります。
好みにはなりますが、木製の方が断熱性に優れ、冬の時期、室内と室外の気温差で起こりがちな結露にも悩まされることはありませんのでおすすめです。

金属製は、防火性が高く、頑丈で防犯性も高い特徴があります。ステンレスは塩害に強く錆びにくいので、御前崎市のような海辺の地域に向いています。

ドアは機能性だけでなく、塗装や木目の出方によって、家や部屋の個性を出すことができます。室内の差し色としてお洒落さがアップしたり、外観を憧れの海外風の家に一気に近づけることができたり、扉の選び方でデザイン性もグッと高まります。

家づくりの際には、お客様の理想の家にピッタリな扉選びも、廣畑工房と一緒に考えてみませんか?

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