コンパクトなお家でヌックな暮らし
家づくりコラム
家づくりコラム
こんにちは!御前崎で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
夏は暑いけれど、汗をかきながら外で日の光を浴びるのって気持ちいいですよね!
どこへも出かけることなく、家にいながらアウトドア気分を楽しめたら、それもまた最高だと思いませんか?
今回は、デッキスペースの便利な活用方法をご紹介したいと思います!
■デッキのタイプ
ウッドデッキ、タイルデッキ、コンクリートテラスに土間ポーチ。屋根(ひさし)の有無の違いはあれど、室内から庭や街路側に張り出した部分で、リビングやダイニングと連携するように設けられたものを指します。
ウッドデッキは、経年劣化により木が腐ったり色がくすんできたりしますので、研磨や塗装といったメンテナンスが必要です。
タイルデッキはウッドデッキより多少値は上がりますが、ブラシで履いたり水洗いしたりでき、メンテナンスは不要。ウッドデッキのメンテナンス費用を加味すると、そこまで費用に大差はありません。
ウッドデッキは、そこに座ったり寝転がったりできますが、タイルやコンクリートだと、怪我や、欠けたり壊れたりしたときのダメージが心配されます。 小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、ウッドデッキのほうが安心して過ごせそうですね。
■生活の利便性によるデッキ利用
デッキの利用目的がさまざまある中でも、最も頻度が高いのは洗濯物干しでしょう。衣類ばかりでなく、カーテンやシーツ、布団や枕、クッションなど、大きなものもその場に広げ、天日干しをすることができます。
あるお施主様は、「お雛様だって干せるんですよ!」と仰っていましたが、人形やおもちゃ類、デッキがなければ天日干ししようと思い付かないかもしれませんね。
また、部屋の掃除の際、デッキに家具を仮置きができるのも便利です。リビングダイニングの延長に外へつながっているデッキだからこそ、家具の運び入れも楽にできます。 リビングダイニングの床とフラットなデッキなら運び入れもさらに楽に!
■家族団らん、第2のリビングダイニング
デッキを設置したい方の多くは、そこでBBQやピクニック気分を味わいたいとお考えです。炭やコンロを置き、友人や家族を招き本格的なBBQを楽しむのもいいですし、なんでもない日のランチタイムに、お昼ご飯を持ってデッキスペースでプチランチ会をしてもいいですね。
デッキに階段があれば、庭との行き来に良いだけでなく、ベンチ代わりにもなり、アウトドア用の折たたみ椅子は不要です。
■趣味の充実には土間ポーチ
ご夫婦だけの2人暮らしなどでよくあるのは、旦那様にバイクや自転車、釣りやサーフィン、DIYなど趣味があるケース。外に出て「気持ちいい」を楽しむことができれば良いわけではないので、コンクリートテラスや土間スペースの方が使い勝手は良いでしょう。 床の傷や汚れを気にせず、雨の日でも趣味に没頭できる、それは確実に特別な空間となるでしょう。
デッキスペースはこのように、生活に必要不可欠な作業場となることもあれば、趣味やくつろぎを満喫する場にもなります。ただ見映えがいいからだけではなく、その家で暮らしたとき、家族がそれぞれそのデッキをどのように利用しているのかイメージを膨らませ、家の中で皆の一番のお気に入りとなるようなスペースになると良いですね!