
【後編】建築×教育コラボ企画!子どもの勉強に役立つ家づくり―…
家づくりコラム
家づくりコラム
こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
仕事や趣味のために書斎を希望される男性に対し、女性は毎日のメイクのためのパウダールームを希望されることが多いのですが、このパウダールーム。間取りや使い勝手をよく考えてつくらないと、活用されないままになってしまいがちです。
今回は、パウダールームのつくり方にフォーカスしてみましょう!
■メイクをする場所
皆さんが日々、メイクをする場所はどこですか?
専用のパウダールームだったり、洗面所だったり、中にはダイニングキッチンやリビングのテーブルにメイク道具を広げて……なんて方もいることでしょう。
家事や子育てをしながら、時間の合間をぬってパパっとメイクしなければならないお母さんたちは、特にリビングダイニングなどの共有スペースでメイクをしているのではないでしょうか? 家族優先で自分のことはいつも後回しのお母さんたちは、メイクをする場所さえ、実は小さなストレスになっているかもしれません。
■家族円満のパウダースペース
まだお子さんが幼くて目が離せない時期はやむを得ないでしょうが、せっかく家づくりをするなら、自分も家族もストレスレスのメイクスペースをしっかり確保するのがおすすめです。
後から既製のドレッサーや鏡台を購入する手もありますが、サイズや収納、鏡の位置など何かと不便が起きやすいので、家づくりのときにしっかり計算と計画立てをして、自分ぴったりなパウダースペースにするのが良いでしょう。
■あらかじめ決めておくのがポイント
パウダースペースを設けるときのポイントは、あらかじめ決めておくこと!
基礎化粧品からファンデーション、アイメイクにチークにリップ、それらを塗るブラシ類。女性のメイク道具って細々とたくさんあって整理も大変ですよね。
どこでメイクをするのか、メイクセットをどこにどれくらい収納するのかをあらかじめ決めておきましょう!
専用のパウダールームなら、寝室に併設した間取りがベスト。プライベートスペースであれば、自分の使い勝手の良いように細々したモノを手に取りやすいところに並べていても大丈夫!書斎をつくるのと同様に、鏡の大きさや収納の引き出し、照明など、自分に合わせた位置やサイズで造作することもできます。
洗顔や入浴から移動なくすぐにメイクしたい方は、洗面台の延長にパウダースペースをつくるのも良いですね。メイクセットだけでなく、ドライヤーやヘアアイロンと併せて収納位置を決めておけば、セットの時短にもなるでしょう。
■鏡と照明
公共施設などの女性用トイレで、手洗い場とメイク直しをするスペースが分かれているように、ただ大きな鏡があるだけではダメでメイクをする時の鏡までの距離や照明の位置がとても大事!
洗面台から鏡までの奥行きの一般サイズは、40~60㎝。実は、これではメイクがしにくい距離。アイメイクなど細かいメイクには、奥行き20㎝くらいがちょうど良いとされます。 また、照明はその位置によって、メイクする自分の手がその影になってしまうこともあるので、角度と位置を考え取り付けましょう。
家づくりでは、家族みんなに関わる部分を優先して考えてしまいますが、家の多くのことをこなす女性やお母さんたちがストレスなく暮らせる家であることも、ご家族の暮らしを守ることにもなります。 「どうせ私だけだし…」なんて思わずに、あなたの最適なパウダースペースを廣畑工房が一緒に考え、ご提案いたします!