廣畑工房流、サステナブルな家づくり―住み続けられる家
家づくりコラム
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こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
日本人には野球ファンが多いですが、阪神甲子園球場は、日本を代表するサステナブル建築のひとつだということをご存じですか?
内野スタンド全体を覆う屋根に約1600枚のソーラーパネルが設置されていて、その年間の発電電力量は、阪神タイガースのナイトゲームで使用する照明の電力量1年分に相当するのだそう。
今回は、廣畑工房でも取り組んでいる、サステナブルな家づくりについてご紹介します。
■サステナブル建築とは
サステナブル建築とは「持続可能な建築」とも言い、環境負荷が少ない設計であるだけでなく、日本では地域の気候や伝統や文化との調和を図ることも重要視されています。 一般的には、ソーラーパネルや蓄電池を設置したり、外壁や屋上部分を緑化したり、木材だけでなく砂や粘土などの自然素材を使用したり、川や湖の水を冷却に活用しエアコン要らずにしたりする事例があります。
■廣畑工房の木の家
当社では、柱や土台となる構造材に国産材を使用しています。さらにその内半分は、静岡県産材を用いています。
国産材や県産材を使うことのメリットは、主に2つ。
地域の風土に合った環境に馴染む、暮らしやすい家ができること。そして、輸送時に排出されるCO²などを減らせること。
さらに、生じた端材もゴミとして処分せず、再利用するようにしています。
例えば、薪ストーブを設置されたお家に薪としてお譲りします。 御前崎市は切干し芋(干し芋)発祥の地で、それを手作りするご家庭も多いので、そのために欲しいとおっしゃる方にお譲りすることもあるんですよ!
■住み続けられるお家にするために
10年20年と長く住み続けられるお家をつくることこそ、新たに環境に悪影響なものや無駄なものを生まない、サステナブルな家づくりと言えるでしょう。住み続けられるようにするためには、設計する段階でどこまで先を見据えられるか。
例えば、当社の配管設備は、コンクリートに埋め込まず交換できるようにしています。 他にも、最初はひとつの子ども部屋でも、お子さまが2人目3人目と生まれても問題ないように間仕切りできる設計にしたり、お子さまたちが巣立ち、ご夫婦2人暮らしになったときさえも見越してデザインや間取りを考えたりしています。
資材の加工時に発生するCO²の排出量でも、木材が最も少なく済むと言われているので、サステナブル建築の一番はやはり木のお家。今や木造ビルだって建つ時代です!廣畑工房はこれまで、御前崎市の暮らしをとことん追求した家づくりを行ってきました。それを継続することがきっと、当社のサステナブルの取り組みと言えるでしょう。