廣畑工房流、サステナブルな家づくり―住み続けられる家
家づくりコラム
家づくりコラム
新年、明けましておめでとうございます。
御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
新しい年を迎えると、何か新しいことを始めたり、これまでしたことのないことに挑戦してみたくなったりしませんか?家づくりもそのひとつかもしれませんね。
2025年最初のテーマは、家づくりにおける造作家具の考え方についてです。
■造作家具のプランニング
造作家具とは、オリジナルで製作するオーダーメイドの造り付け家具のこと。
お客様の方から「これを造りたい」とリクエストいただくことももちろんありますが、廣畑工房では最初にお客様への十分なヒアリングを行い、そのご希望を叶えられる最大限の造作家具プランをご提案しています。 お客様はその中から、ご予算に応じて必要に思われるものを選択することができます。
■造作家具のスタンダードプラン
当社で造作をおすすめする家具は、次のとおりです。
・キッチンの背面収納(カップボード)
・キッチン横並びダイニングのカウンターテーブル
・TVボード
・脱衣場の引き出し収納
・書斎デスク
例えば、書斎やパウダールームのお化粧台などは、家族の中でも使う人が限られるので、その人にとって最も使い勝手の良い仕様であるべきです。
書斎は、リモートワークなど仕事場として使うのか、趣味に没頭するために使うのか、その目的に応じてデスクの広さや収納量、コンセントの数まで考えます。
パウダールームは、立ったままor座ってお化粧をするのか、どれくらいのサイズでどんな容器の化粧品を使うかなどを細かくヒアリングし、カウンターや収納を計画します。
■こだわりの造作家具事例
こちらは、釣り好きなご主人のための書斎の壁。 釣り道具や集めたルアーを飾りたいというご要望から、有孔ボードを活用した壁面を提案しました。
また、同じ書斎でも趣味以外に仕事でも使う書斎です。収納の棚にはプリンターを置くため、使用するときに台を引き出せるよう取っ手を付けました。
こちらは、玄関に趣味のサボテンを飾るための飾り棚を造作しました。
こちらは、クローゼット収納ですが、衣類以外に布団専用の収納棚もつくりました。
お客様のよくあるお悩みのひとつに、神社やお寺でいただいたお守りや御札の置き場が挙げられます。しっかりした仏壇や神棚でなくとも、そうしたものを飾って置ける専用の棚があれば便利です。
造作家具ひとつで、暮らしの利便性が大きく変わります。既製の家具にも素敵なものはたくさんありますが、造作家具なら自分たちの暮らしや使い方にフィットするだけでなく、そのお家の雰囲気に馴染み、統一感ある空間に仕上がります。
新年を迎え2025年に家づくりを考え出した方は、廣畑工房と一緒に造作家具のある家づくりを考えてみませんか。