株式会社廣畑工房

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目的に合わせた和の空間づくり【後編】―畳ひとつで部屋の印象が変わる

家づくりコラム

こんにちは!御前崎で大工による家づくりを手掛けている廣畑工房です。

前回のブログ(目的に合わせた和の空間づくり【前編】―畳の種類とその特徴)では、和の空間づくりに欠かせない、畳の種類やその特徴についてお話ししました。

今回はその後編として、廣畑工房が実際に建てた施工事例の中から、個性あふれる和室や畳スペースをご紹介しながら、具体的にその空間づくりの工夫や用途を見ていきましょう!

■客間となる和室
一室にしっかりとした和室を設けるお客様の多くが、その空間を客間として使用されます。
リビングからつながる和室もよくありますが、客間であれば玄関から直に入室できるようにし、家族のプライベート空間と応接を区別することができます。 また、そうした和室には、仏壇を置かれるケースもあり、あらかじめ床の間や収納と合わせ、仏壇スペースをつくっておくと、使い勝手もよくなります。

■親の同居や宿泊のための和室
離れて暮らすご家族が泊まる際の部屋として、畳スペースを設けられるお客様もよくいらっしゃいます。
その場合、普段オープンに使用しているスペースを、必要に応じ仕切り、和室として使用するようなつくり方をすることがよくあります。

こちらのお家は、同居されるお母様の部屋と寝室を兼ねた和室。
片引き戸の左側は6畳ほどの仏壇スペースで、法事などでも使うことができるスペースです。一方、右側の6畳ほどのスペースには、小上がりベッドを置いた寝室に。 お母様のプライベートな個室を確保しつつ、来客対応も兼ねた、柔軟に使えるお部屋です。

■子育てや家族のくつろぎに最適な和スペース
ハイハイする赤ちゃんや、おもちゃを広げて遊びたい小さなお子さんにも、畳は最適です。

その場合、リビングダイニングの一角に畳スペースを設けられるケースがほとんど。
小上がりの畳スペースにし、高さをつくることで収納スペースを取ることができ、お子さんのおもちゃを収納するのにも便利です。 小学生くらいのお子さんがある程度大きくなっても使えるスペースとしてお考えの場合、ランドセルなどを収納できるよう設計し、備え付けた収納棚を造作した例もあります。

お子さんや来客のために設ける以外にも、「壁に寄りかかって居酒屋のカウンターみたいにお酒を飲みたい!」というご主人の夢を叶えたケースもあります。

誰がどんな時に使っても、生活に快適さを感じられる畳の空間。 ご希望される方は、ぜひその和室や畳スペースの用途や目的を廣畑工房にご相談ください!あなたにピッタリな畳の空間のつくり方をご提案いたします。

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