コンパクトなお家でヌックな暮らし
家づくりコラム
廣畑工房の家づくり
こんにちは!御前崎で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
戸建て住宅を建てるとき、土台となる基礎工事は一般的には1ヶ月ほどを要します。完成してしまえば目に触れることのない部分ではありますが、住まう人の暮らしを長きに渡って支える、とても大切な部分。長い時間をかけて作ります。
今回は、まるで基礎づくりのように、長きに渡り廣畑工房の見学会に何度も足を運んでくださり、家づくりに想いを馳せたご夫婦がセカンドライフを送る32坪の平屋をご紹介します。
■出会いと経緯
6年ほど前。まだ建築予定もない頃から、廣畑工房の見学会に足を運んでくださったS様ご夫妻。それは1度や2度のことではありませんでした。
毎回「いいな~いいな~」と、当社のファンになってくださいました。
60歳を迎えてから、これからの暮らしをより考えるようになり、「安心快適な老後の生活のため、元気なうちに思い切って!」と、新居建築の計画を始めます。 大手ハウスメーカーへも相談したものの、最終的に当社へご依頼いただくことになりました。
■セカンドライフを意識した、高級感とあたたかみのある落ち着いた平屋
これまで廣畑工房が手がけた家とは少しテイストの違う平屋で、外観・内観ともに、「高級感とあたたかみを感じられる家」に。60代ご夫婦のこれからをイメージしながら、健康で快適に暮らせる住まいを徹底的に考え抜きました。
リビングの勾配天井に施した無垢材は、ナチュラルであたたかみを演出します。 リビング外には広めのタイルデッキが設置され、上品な外観に。リビングやデッキでご夫婦が仲良くくつろぐ姿が目に浮かびますね。
■ご夫婦が安心して快適に暮らす居住空間の工夫
HEAT20 G2グレードをクリアし、「冬暖かく夏涼しい」を実現。HEAT2とは、断熱性能に関する設計基準のこと。G1〜G3までのグレードが設けられ、G2グレードは冬場の最低体感温度がおおむね13℃(※)を下回らない断熱性能の家を指します。※建築地域によって最低体感温度の基準が異なります
必要最小限に収めた3LDKの間取りは、それぞれの部屋の使用目的が決まっています。
リビング横の洋室は、裁縫が趣味の奥様がミシンなどを利用するための部屋。ご夫婦のお子さんやお孫さんが帰省したときは、ここが客間となります。 1つの部屋を多目的利用することで、もったいないスペースにならずに済みます。
寝室はご夫婦それぞれに設け、すぐ近くにはトイレを配置。 寝室近くのトイレは、これから歳を重ねていく暮らしにおいても便利でしょう。
■こだわりの収納
平屋では限られたスペース内で生活動線を踏まえ、いかに効率よく収納スペースを設けられるかを考えなければなりません。 豊富な収納量のウォークインクローゼットはもちろん、奥様憧れのランドリースペースでは、収納を兼ねた作業カウンターで、洗濯物を干すからのしまうまで一連の作業がスムーズにできそうですね!
S様ご夫妻が、廣畑工房をきっかけに長い期間じっくり家づくりを考えられ、完成までをお手伝いできたことはわたしたちも工務店冥利に尽きます。
人生100年と言われるこの時代。セカンドライフに夢・憧れを抱き、S様のように新居を建てたい!と、思われる方が今後ますます増えてきそうです。 世代に合わせ、最適最良な居住空間をご提案いたします。ぜひ廣畑工房の見学会にお越しくださいね!