こんにちは！御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。

私たちの家づくりのご提案は、間取りや外観デザインのような、目に付きやすい大きな部分だけではありません。お部屋全体からすればどんなに小さなパーツであっても、その色や材質などがお部屋の雰囲気にベストマッチするようご提案しています。

今回は「そのままでも困らないけど、こうあったほうがよりオシャレ！」という、廣畑工房の“細部へのこだわり”をご紹介したいと思います。

■露出する水道管で洗面スペースがスタイリッシュに
洗面台の下をオープン収納にしたり、あえて収納をつくらないことを希望されたりするお客様の場合、水道管のパイプが露出しますが、そのままのポリ管というわけにはいきませんし、金属製であってもなんだか味気ない。 どうせ足元だからとはせずに、インダストリアル風のものやデザイン性のあるものを提案し、よく使う水廻りでも生活感が出ない素敵な仕上がりを目指します。

■色を合わせるコンセントや電気のスイッチカバー
皆さんのお家の電源コンセントや電気のスイッチカバーは、何色ですか？
一般的なものは白やオフホワイト、ライトベージュのような色でしょうか？
どれも無難な色なので、どんな部屋にも馴染むと思いきや、実はそれらの背景となる壁紙の色によっては浮いて見えることも。 濃い色の壁では、グレーやシルバーなどの方が部屋に馴染みます。薄いグレーの壁では、黒色の方が部屋の雰囲気が保たれます。

当社では、コンセントやスイッチカバーの色の使い分けにもこだわってお客様にご提案しています。

■素材や色で遊ぶ手すりや取っ手
階段などの手すりや、ドアや家具の取っ手の材質や色に気を配ることでも、デザイン性がグッと高まります。 温かみが感じられる木の家でも、アイアンのような無機質な素材の手すりを取り付けたり、造作家具の木の丸い取っ手を黒く塗装したりするだけでナチュラルな印象がカッコいい！に変わります。

ランドリースペースの物干しや、クローゼットのハンガー掛けのアイアンバーも黒く細いシンプルなもの、シルバーの少し太めのパイプ型のもの、清潔感ある白いポールタイプのものなど、使用する場所と全体的なバランスに合わせ、さまざまなタイプをご提案しています。

■屋根の軒天で高級感アップ
廣畑工房では、屋根の軒天材にレッドシダーをご提案します。レッドシダーはアメリカやカナダを主な産地とし、木目が日本の杉に似ているため米杉とも呼ばれますが、腐朽と防虫に強いので、屋外使用の建材に適しています。

外壁材として用いられるガルバリウムとのデザインの相性がよく、当社で提案したお客様の多くが採用されています。 予算の問題もありますが、それが有ると無いでは外観の雰囲気が大きく変わり、高級感とオシャレ度が増しますね。

家づくりは凝り出したらきりがないですが、妥協なくデザイン性を高め、お客様には生涯暮らす思い入れをもった唯一無二の住まいを手にいれていただきたいです。 特に細部は、完成するまでお客様自身ではなかなかイメージが湧きにくいので、私たちにお任せくださいね。