株式会社廣畑工房

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夏の厳しい暑さに備えた家づくりのコツ

家づくりコラム

こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。

まだ5月ですが、20℃を超える日が続き、夏はもうすぐそこまで来ていますね!

家の空気環境は、光熱費やご家族の健康に大きく影響します。 今回のブログでは、光熱費を抑えながら暑さを和らげ、夏でも快適に生活できる家づくりのコツをご紹介していきます!

■蓄熱効果のある外壁に注意
外気や日射に直に触れる外壁。どうしてもデザイン重視になりがちですが、家の温度を左右しますので、性能や材質を考え選びたいものです。

石やコンクリートは、蓄熱性が高く熱の出し入れのコントロールが難しいので、冷房の光熱費が嵩んでしまうかもしれません。

また、塗装の色でも、蓄熱性は変わります。薄く明るい色は、反射率が高いので熱は持ちにくいですが、濃色であればあるほど熱を集めやすいです。 ただやはり、外からの熱を防ぐ一番のカギは断熱材です!

■カギをにぎる断熱材
床や外壁と内壁の間に挟み込む、表面には分からないこの断熱材にも、実はいくつかの種類があります。

無機繊維系、木質繊維系、天然素材系、発泡プラスチック系に分かれ、断熱効果だけでなく、耐火、調湿、防音・吸音、防虫など、様々な効果を併せ持つ9種類の断熱材があり、価格もさまざまなので、そのお客様に最適最良であると考える商品や工法を推奨しています。 御前崎市は、国土交通省が定める省エネ基準地域区分で7地域とされているので、その基準に則り、必要な断熱材を提案しています。

■日射から守る屋根の役割
紫外線対策も踏まえ、暑さの軽減は屋根のつくり方によって大きく軽減されます。
屋根の素材で言えば、沖縄などの暖かい地域の家に倣えば分かるように、金属系より瓦屋根が遮蔽できますが、なかなか一般的ではありません。

屋根は素材ではなく、そのつくり方で暑さを軽減できます。
特に深い軒は親方のおすすめで、室内へ入り込む日差しを遮蔽することができ、室内に日射が届かなければ、室温が無駄に高まることはありません。

最近の夏は暑すぎて外で過ごすこと自体危険な日もありますが、軒の深い屋根のあるガレージやウッドデッキであれば、お子さまがいらっしゃるご家庭でも、安心して遊ばせることができますし、雨の日でもご家族でBBQなどを楽しむことができます。

また、深い軒がない家でも、アウターシェードを設置するだけで十分遮熱効果があるのでおすすめしています。後付けもできるので、リフォームのご相談の延長でもぜひご検討してみてください。

近ごろの夏は、30度を超える日が何日も続くことも珍しくなくなりましたね。

家づくりの際は、そんな夏を迎えても、ご家族が健康で快適に暮らせるような家をよく考えてみましょう!皆さま、この夏も暑さに気を付けてお過ごしくださいね。

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