こんにちは！御前崎で家づくりを続けている廣畑工房 です。

今日は、大工が作る家づくりの醍醐味の一つ♪造作家具のなかから、「これは結構手間がかかったんだよ〜」という造作家具をピックアップ。

一体どんなことを考えて造作家具を作っているのかお話ししてみようと思います◎

■紹介する造作家具は…「キッチンカウンター一体型のダイニングテーブル」

今日ご紹介するのは、先日施工事例としてもご紹介したN様邸のダイニングテーブル。

キッチンのカウンターと一体型になっているダイニングテーブルは、椅子をどの位置に置いても出し入れしやすいように1本脚になっています。

お客様と家具のお打ち合わせをする中で「テーブルの脚は1本にしたい」と伺ったとき。
親方が悩んだのは、テーブルの強度を確保しながら、スッキリ&使いやすいサイズを叶えるには、どんな脚がいいかという点でした。

お部屋の雰囲気に合わせてアイアン素材にするのももちろん良いのですが、やっぱり木を使いたい。 そうなると、脚の太さは…と考えてたどり着いたのがこの形。

細長い1枚の板のような脚にすることで、強度も保ちながら見た目もスッキリさせています。

家を建てるときって、やっぱりお部屋の雰囲気に合わせて家具にもこだわりたいと思うのが当たりまえ。とはいえ、お部屋にジャストサイズの家具ってなかなか見つからないですし、オーダーするのも時間とお金がかかります。

大工としてできるのは、そんなお客様のご要望を叶える造作家具を作ること。
廣畑工房では造作家具もできるだけお客さま邸に盛り込むようにしています。
やっぱりサイズも雰囲気もシンデレラフィットな家具があると、お家がカッコ良くなりますよね！