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子どもの成長を見越した家づくり

家づくりコラム

こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。

家づくりのきっかけの多くは、子どもが生まれたり、子どもの成長で手狭に感じたりするタイミングだと思いますが、皆さんは子どもの成長のどこまでを想像して家づくりをされるでしょう?

よく考えたつもりの家づくりでも、案外目先の数年しか想像できていなかった、ということがあります。 今回は、子育て世帯の、子どもの成長を見越した家づくりがテーマです。

■子どもの成長3段階
家づくりにおける子どもの成長は、3つの時期に分けられます。

まずは乳児から未就学児まで。次が小学生。そして中学生以上です。この3区分で、お家のつくり方の考え方も変わります。

例えば、乳幼児のような幼いお子さまのいるお家では、お子さまが目の届くところにいながら安心して家事ができるような間取りにしたり、おもちゃを広げて遊んだりお昼寝したりできる畳スペースを設けたり、目の前のこ育てをイメージしたお家づくりになりがちです。

一方、中学生以上のお子さまのいるお家では、畳スペースのニーズは少なく、収納も兼ね備えた子ども部屋(個室)をしっかりつくることが多くなります。 こうしたお子さまの成長段階を知って家づくりをすることで、「こうすればよかった」という後悔をなくせるかもしれません。

■間仕切りできる子ども部屋を
中学生以上のお子さま、またはあと数年で中学生といったお子さまの場合、それぞれの個室が必要でしょう。また、個の持ち物が増え、親が管理できなくなるので、ファミリークローゼットだけでなく、各部屋に個の収納もつくると良いでしょう。

幼児期や小学校低学年くらいのお子さまは、その多くをリビングで過ごし、寝るときも親御さんと一緒というご家庭も多いことでしょう。そのため、子ども部屋は何部屋あれば良いとか、勉強や宿題はリビングでやらせるから寝られる程度の広さで良いといった、漠然としたイメージだけで子ども部屋を考えてしまいがちです。 お子さまが実際に自分の部屋を使うようになるまで、数年もしくは、十数年かかるかもしれません。その期間、空き部屋のままでもったいないと思う方は、個室ではなく大きな一間を計画すると良いでしょう。はじめは、家族みんなの寝室として活用し、子どもが成長し個室が必要になったら、間仕切りでセパレートするのがおすすめです。

■片付けできる子どもになるために
子育ての大きな悩みのひとつに、「片づけができない」ことが挙げられます。片付けができない理由として、幼いうちにその習慣が身に付けられない環境にあったとは考えられないでしょうか?

家事動線を追求し、楽に時短で家事ができることは便利ですが、お子さま自身にできることはやらせられるような家づくりも考えてみませんか?

おもちゃを片付ける収納場所は、親がではなく、子どもが片づけやすいつくりになっているでしょうか?ランドセルや習い事のカバン置き場は、子どもが起きやすい位置にあるでしょうか? 幼児でも物を持ち運びしやすい場所に収納をつくったり、帰宅してリビングに入るまでの動線上に通園バッグやランドセル置き場をつくったり、子ども目線の家づくりがお子さまの習慣を変えるかもしれません。

子どもの成長とともに暮らし方は変化するもの。

一生に一度の家づくりならば、一時の快適さだけでなく、子どもの成長を見越し、生活とともに変化させながら快適に住み続けられるお家にしたいですよね! お子さまの成長と暮らしの変化を想像しながら、廣畑工房で一緒に子育てに最適な家づくりを考えてみませんか?

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