末永く快適に暮らすためのメンテナンス
廣畑工房の家づくり
家づくりコラム
こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
ナチュラルで温かみを感じられる木の家づくりを多く手掛けている当社に、新しいデザインテイストのご依頼をいただきました!それは「ホテルライクな家」。 さて、どんなお家に仕上がったのか、張り切ってご紹介させていただきます!
■色がカギとなるホテルライク
廣畑工房がつくる木の家に対し、ホテルライクな家は、生活感の無いモダンでスタイリッシュなイメージ。
今回のお家は、色を白・黒・グレーを中心に揃え、それぞれの材質も温度感の少ないツルツルした光沢感のあるものを採用しました。一部には、濃い茶色のウォールナットやマーブル調や石調のタイルや化粧板などを使用し、より高級感を演出。 ホテルライクを象徴するのが、色の統一。床や壁、天井などに使う、空間の軸となるベースカラーと、それにマッチするメインカラー。そしてクッションやランプシェードなどの小物に使うアクセントカラー。これらの色を70:25:5の割合で組み立てると、まとまりのある空間に仕上がるとされています。
■店舗・オフィスなどにも用いられる万能素材「メラミン」
空間をホテルライクに仕上げるなら、欠かせないのがメラミンという素材です。
店舗やオフィスなどにもよく使われる化粧材で、家具の仕上げ材や天板として、当社もよく利用します。
汚れが付きにくくお手入れが楽で、比較的安価で手に入り、その上、単色はもちろん、木目石目調のホテルライクを象徴する柄がラインナップされ、一般家庭では、汚れやすい水廻りや床にはもってこいの代物です。
■間接照明の汎用
ホテルライクの演出に効果的なのが、間接照明。間接照明はデザインのひとつとして考えるのが良いですね。
今回のお家では、リビングの天井と小上がりにしたベッドルームの足元の間接照明を工夫しました。他にも、洗面台のミラーや玄関正面のニッチなど、間接照明の汎用により生活感が消え、よりホテルライクに仕上がっていきます。
照明そのものではありませんが、外からの採光やその調整にカーテンや従来のブラインドではなく、縦型ブラインドを用いると、ホテルライクにまたグッと近づきますよ!
海の町御前崎という土地柄、これまでは趣味のサーフィンやアウトドアを絡め、西海岸風やアメリカンスタイルなどのご要望をお受けし、それらの道具や器具を収納するスペースを造作したり、ガレージやウッドデッキをつくりこんだりしてきました。
近年は「コンパクトな暮らし」や、「モノを持たない暮らし」など、私たちの暮らし方も変化していて、ホテルライクというニーズも、デザイン性を重視しつつ、生活に必要なものをあまり持たずスタイリッシュに暮らすということに繋がっているのかもしれませんね。
これからもお客様のニーズに合わせ、さまざまなタイプの家づくりに挑戦していきたいと思います!