コンパクトなお家でヌックな暮らし
家づくりコラム
家づくりコラム
こんにちは!御前崎で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
前回のブログでは、60代からの家づくりにフォーカスし、セカンドライフを満喫する家づくりのポイントをご紹介しました。
今回は、20~40代といった子育て世代に焦点を当て、お子さまの今と、少し先を見据えた家づくりポイントをお伝えしたいと思います!
■雨の日でも濡れずに玄関へ
傘をさしながら子どもを車から降ろして、荷物を取りに車に戻って…といった経験はありませんか?
雨が降っているけれど、買い物に行かないといけない、病院に行く予定があるなど、天気が悪くても避けられない外出はありますよね。特に、小さなお子さまがいるご家庭は、雨の日の外出はとても大変だと思います。
「雨に濡れずに玄関に入れるようにしたい」
子育て世代から挙げられることの多いご要望のひとつ。
こちらの住まいのように、インナーガレージを設けて、ガレージから玄関へとアクセスできる設計にすることで、雨の日でも濡れずに玄関に入ることができます。
また、道路にお子さまが飛び出すことを回避しやすいといった点にもつながります。
さらに、玄関扉の開閉時に玄関や家の中を見えにくくすることもできます。
■家の中でのお子さまの行動を考える
家づくりを考えるきっかけとして多く挙げられるのが、「子どもが生まれるから」「子どもが小学校にあがるから」など、子育てしやすい環境を望まれてのことがほとんど。
子育て世代の毎日は、子ども優先!
育児の在り方を優先的に考えることで、ともなう家事などの効率化も図ることができます。
家の中でのお子さまの行動をイメージしてみましょう。お子さまが小さなうちは、思いもよらぬことが起きたりと、四六時中目が離せませんよね。
お母さんがキッチンで家事をしながら、リビングダイニングまで目が届くような間取りや家具の配置を叶えることができれば、安心です。お子さまは、めいっぱいおもちゃを広げて遊び、そしてそれを片づける。遊び疲れたら、お昼寝をする。
リビングに小上がりの畳スペースを設ければ、お子さまのお昼寝スペースとして活用することができますし、小上がりの下に収納を設ければ、おもちゃの片付けだって楽ちん。お子さまがお昼寝している横で、洗濯物を広げながら一気に畳むこともでき、家事もはかどりそうですね!
■ちょっと先を見越した、コミュニケーションを大切にできる家
子どもが成長しながら、どんどん親離れしていく少し先も見越して、家づくりは考えたいものですね。子ども部屋は、最初からいくつと決めてつくらずに、ある程度広めの空間を確保し、あとで仕切りセパレートして多様な使い方ができるようなつくり方もあります。 これまでは廊下にあることが多かった2階へ上がる階段も、あえてリビングに取り付けるのはどうでしょう。お子さまが「ただいま!」と帰宅したら、玄関からリビングを通らなければ2階へ行くことができないので、必ず顔を合わせます。リビング階段は、家族のコミュニケーションを促すといったメリットもあるんです。
ご夫婦2人きりの60代以上の世代と子育て世代の家づくりでは、生活の中で優先すべきことが大きく異なるので、間取りやつくりも違って当然。
子育て世代では、お子さんの回遊動線から子育てのしやすい家を追求することで、心配事も減り、お母さんはストレスなく家事をこなせるはずです。
これら観点を踏まえ、廣畑工房の子育て世代の家づくりの事例をぜひチェックしてみてくださいね!