コンパクトなお家でヌックな暮らし
家づくりコラム
廣畑工房の家づくり
こんにちは!御前崎・牧之原・菊川で大工が作る家づくりをお届けしている廣畑工房です。
今日は、ちょっと真面目な親方モードで、家づくりのことをお話ししてみようと思います。
少し前から廣畑工房で取り入れはじめたのが、「いえかるて」というシステムです。
病院に行くと、カルテやお薬手帳が作られるように、家にもカルテがあるんです!その理由は…解説してみましょう。
▶︎「いえかるて」ってなに?
「いえかるて」とは、一般社団法人の住宅履歴情報蓄積・活用推進協議会が推進している、住宅履歴情報です。
…と、これだけ聞いても、漢字が多くて、なんだかよくわかりませんよね。
ざっくり簡単に言ってしまえば、「いえかるて」は家を建てるときからリフォーム、メンテナンスしたときのことまで、家に関する情報を1か所にまとめたもののことを指します。
1つ1つの家ごとに「いえかるて」が作られて、家を建てたお施主さま自身もチェックできるデータベースになっています。
▶︎「いえかるて」があると、何がいいの?
「いえかるて」には、家を建てたときの設計図面や施工履歴、どんな材料を使っていて、いつ何をしたかなどの情報が登録されています。
家が完成して住み始めた後も、定期点検の報告書や、リフォームした場所、履歴などがしっかり記録されるから、いつでも家の情報をチェックできます。
一体これが、どんなことに役立つかというと…メリットは大きく2つ。
①リフォームやメンテナンス時に役立つ!
②家を将来売却する際にも評価アップにつながる…ことも!
家のリフォームをしていると、「開けてみないと、どう作っているのかわからない」なんていう家もたくさんあります。そうなると、リフォームをするときも見積もり金額から予想外に高くなってしまったり、リフォーム期間が長くなったりしてしまうことも。
その点、どんな設計で施工されてきた家なのかがわかれば、リフォーム計画もスムーズに立てられます。
こうした理由から、将来もしも家を売るとなったときも、査定価格が同じような家よりも高くなる、なんてことも。
安心して住み続けるためにも大切な情報が詰まった「いえかるて」。もしもの時のお守りに…廣畑工房ではしっかりご用意いたします。 わからないことがあれば、気軽に親方まで質問くださいね♪