コンパクトなお家でヌックな暮らし
家づくりコラム
廣畑工房の家づくり
こんにちは!御前崎で大工が作るマイホームお届けしている廣畑工房 です。
廣畑工房の家づくりは、造作家具がたくさん!プラン段階からお客様の好みの使い勝手を伺いながら、調達した木材を加工しています。
そんな造作家具を作る際に、大工として心がけていること、今日はお話しします!
▶︎木目のスタイルは揃える!
木の木目には「柾目(まさめ)」と「板目」という2つのタイプがあります。
2つの違いは、板材になったときの木目の違いです。 柾目は木目が真っ直ぐ直線的な見た目の木目。
板目は筍型の山が連なっているように、曲線的な木目のことを指します。
どちらが良い、というわけではありませんが、どうしても板目になると節や木目の曲線が目立ってしまいがち。また、和風の雰囲気になりやすい木目でもあります。 使う場所に合わせて、木目もしっかりと選ぶわけですが、廣畑工房の親方が個人的に好きなのは、すっきり直線的な木目の「柾目(まさめ)」です。
柾目は板目と比べると製材時に取るのが難しいため、少しお値段はするものの、造作カウンターなど木目が目立ちやすい部分は、柾目をできる限り使うようにしているんですよ♪
また、造作家具を作る際には板目と柾目が混ざらないように、と気を配っています。 大工だったら当たり前にしていること、ではあるかもしれませんが「大工は家づくりで、こんなことまで考えているんだ」と思っていただけましたら幸いです(^^)/