コンパクトなお家でヌックな暮らし
家づくりコラム
廣畑工房の家づくり
こんにちは!御前崎や牧之原を中心に、大工の技と経験で家づくりを続ける廣畑工房です。
3度の飯より木が好き!(というのは、少し言い過ぎかもしれませんが)というくらい、木が大好きな大工の親方が提案する廣畑工房の家づくりは、造作家具や現しの梁などふとした場所に木の良さを感じていただける住まいです。
今日は、そんな木の魅力を知っていただきたいな、ということで。あまり知られていない浮造り加工のフローリングについて、解説してみましょう◎
▶︎浮造り加工のフローリングって何?
住まいの床に使われる素材には、無垢材や合板フローリング、突板フローリングなどさまざまな種類があります。
その中の1つが、今日ご紹介する浮造り加工のフローリングです。
浮造りとは、家の柱などでも使われている木材の仕上げ方法で、木をやすりなどで表面をこすることで、木の柔らかいところだけが削られ、硬いところを残す方法。
浮造り仕上げをしたフローリングは、木の年輪の硬いところだけが残り、表面がぼこぼこした仕上がりに。 フローリング以外にも、家の塀などでも焼杉板の浮造り仕上げのものを目にすることができます。
▷浮造り加工のいいところは?
フローリング際にどんな素材を選ぶかは質感や価格、手入れのしやすさなどのうち、どれを重視するかによって答えが違います。
例えば、無垢材は素足でも柔らかい質感の良さなどがある反面、ちょっとしたことでキズやシミがつきやすいなどのデメリットがある床材です。床のキズや汚れがつくのが気になる……という場合には、合板フローリングなどを使った方が良いケースも多いもの。
「それでもやっぱり木の質感を感じられる床にしたい!」というときに、おすすめしたいのが浮造りフローリング。 最初から木の柔らかいところが削られているので、程よい凹凸があり、万が一何か物を落としてしまってもキズがつきにくく、目立ちにくいなどのメリットがあります。
「無垢フローリングに憧れているけど、キズがつくのは嫌だな〜」と思っている方は、浮造りフローリングも検討してみてはいかがでしょうか?
木を使った家づくりのことなら!廣畑工房にお任せください◎