こんにちは！御前崎で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。

冬に使ったダウンジャケットやコート、電気ストーブや電気カーペットなどの暖房器具など、季節ものの収納で困るお家も多いことでしょう。

物をしまったり保管したりするその収納ですが、つくるときのほんの少しの気遣いや工夫で、さらに使い勝手や便利さが大きく変わります。 今回は、廣畑工房が手掛けてきた自慢の造作収納の数々をご紹介したいと思います！

■使用頻度の高い家電の収納
使用頻度の高い掃除機。
出し入れが面倒になりがちな廊下の隅などに収納せず、すぐに取り出し使える場所に置きたいものです。あらかじめ専用の収納位置を決めて造り込むと、出し入れから掃除までの動作が円滑に。 収納内にはコンセントを設置し、収納時は同時に充電しておくことができると、途中で充電が切れて掃除が中断してしまうような不便はありませんね。

■パントリーの中に冷凍庫
キッチンに冷蔵庫は必須ですが、コロナ禍の自粛で在宅時間が長くなったことで、自炊の機会も増え、冷蔵庫に備え付けられた冷凍庫だけでなく、冷凍庫のみを別で用意するご家庭が随分増えたと聞きます。
ですが、「家庭用冷凍庫を買ってみたはいいが、置き場所に困った」という方がいらっしゃいます。モーター音が気になったり、冷蔵庫以上に周囲に熱を持ちやすかったり。

冷凍庫をお持ちになる場合は、どこへ配置するかを事前に検討しておくことをおすすめします。
当社のお客様は、パントリー内に冷凍庫の収納スペースを設けました。 キッチンと隣接した位置にパントリーがあるため、食材の出し入れにも困りません。

■造作家具はひと工夫
当社でPCデスクやテレビボード、収納棚を造作する場合、足元を浮かせることがよくあります。ロボット掃除機を収納しておくことができるからです。

また、棚やキャビネットを造作する場合、ハンドルをつけて板を引き出せるようにすることもあります。 プリンターのように使用する時にスペースを取るものや、一時的にものを広げておきたい時などは、このように板を引き出せるようにしておくと、使い勝手が非常に良くなります。

ニッチは、その凹みにオブジェや絵画などを飾るものと思っている方もいるかもしれませんが、収納としても活用できます。 壁に凹凸をつくりがちなエアコンやお風呂の湯沸かし器のリモコンなど、ニッチ内に設置してしまえばスッキリ！マグネットが付く壁にすることで、家や車のキーなども引っ掛けておくこともできる収納スペースになります。

ものをしまうことが目的の収納ですが、ただスペースを確保するだけでなく、収納するものをどのように使うのかまで考え、ひと工夫凝らすことで生活のしやすさが大きく変わります。
廣畑工房は、そこで暮らすお客様の利便性に細部までこだわった家づくりを手掛けています。