
蓄電池で、災害時でも安心な暮らしを手に入れる!
家づくりコラム
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こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
補助金の充実もあり、太陽光発電の設置を希望される方は増えていますが、現在戸建て住宅の太陽光パネルの設置率は10%ほど。蓄電池は更に少なく、まだ5%ほどです。
お客様からよく聞かれるのが、「蓄電池も必要ですか?」ということ。
導入にはそれなりのコストもかかりますので、その費用対効果は気になるところですよね!
今回は、そんな蓄電池の設置についてお話しします。
■高まる蓄電池の設置率
蓄電池は現在5%ほどの設置率ですが、2030年には15%まで上昇すると見込まれています。 蓄電池は、本体価格と設置工事費で一般的に100~300万程度が相場で、メーカーや要領によっても変動します。高額なものなので、太陽光パネルは設置しても、蓄電池までは……と躊躇される方も少なくありません。
■蓄電池の設置場所
意外と知らない蓄電池の設置場所。
置き場は、屋外と室内があります。海に面した御前崎市では、塩害の影響があるので、基本的には室内設置です。 ファンヒーターくらいのサイズの置き型の蓄電池は、当社では1階のウォークインクローゼットなどの中に設置しています。
■蓄電池設置のメリット
太陽光発電は、つくられた電気を日中使います。昼間に家にいて電気を使うご家庭ならお得ですが、共働きで留守にするご家庭では、せっかく発電した電気も有効利用できずに勿体ないですよね。
そこで役立つのが蓄電池です。
昼間発電した電気を蓄え、夜その電気を使うことができます。太陽光パネルだけでは電気の蓄えがないので、夜は必然的に電気代がかかりますが、蓄電池があれば夜の電気代も節約することができます。 災害などの停電時には、夕方から夜にかけて十分に賄える電力量が貯められるので、安心です。
■停電時にそなえて
蓄電池には、「特定負荷型」と「全負荷型」があります。
特定負荷は、停電時、あらかじめ決められた特定のエリアにだけ電気を通すタイプです。全負荷は、停電時にすべての部屋に電気を通すことができるタイプです。
全負荷のほうが通常時と変わらない電気の利用ができて便利に思えますが、特定負荷より費用がかかりますし、停電時に電気を使用できる時間も短くなるので、よく考えて決めましょう。
廣畑工房では、新築だけでなく、既築住宅への太陽光発電システムの設置工事のご依頼もお受けしております。毎年全国各地でさまざまな災害が起きうる昨今、安心した暮らしを手に入れるためにも、太陽光や蓄電池は必要不可欠な時代です。 安心安全な暮らしを送ることができる住まいを、私たちと一緒に考えましょう!