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建築×教育コラボ企画!-子ども部屋の収納、どうあるべきか!?

家づくりコラム

こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。

子育て世帯の家づくりのヒントにしていただくために、建築のプロ・弊社廣畑工房の廣畑親方と、教育のプロ・学習塾を運営する株式会社CbyEDTECHの山本代表と、「子どもの勉強に役立つ家づくり」をテーマに対談シリーズ。

今回の対談では、成長とともにモノが増える「子どもの収納」がテーマです!

親方:以前、子ども部屋の収納について話しましたよね。これまでは、勉強はリビングだし、衣類もファミリークローゼットで十分だから、子ども部屋の収納は最小限で良いと思っていたのですが、やっぱり子ども部屋の収納もしっかり考えてつくっておくほうが良いなって思うようになりました。

山本:学年があがるにつれて、子どももモノが増えていきますから、収納にも計画性が必要ですよね。

親方:上の子の習い事が増えて、それぞれのバッグがあるんです。学校のカバンと塾のカバンとピアノのカバンと……それがその辺に置いてあるのがストレスなんですよね~。自分の部屋にも持っていかないし、リビングに隣接する小さい頃におもちゃを広げて遊んでいたプレイルームに、ドサっと置いてあります。

山本:小学生って、ピアニカ、笛、絵具、習字道具物、家庭科の裁縫道具…って、何かと物が多いと思いますが、それらも収納どうしてるんですか?

親方:学校で使う物は、学校に置きっぱなしにして持ち帰らないので収納は意外に困らないんです。でも、習いごとは複数あるとその分だけ持ち物は増えますし、小さい頃から将来何を習うかまでは考えなかったので、収納の見込が甘かったなぁ~と。 こうなると分かっていたら、プレイルームにヌック収納をつくっておいても良かったなぁ。

山本:リビング勉強の落とし穴は、こうしたところにも表れるんですね。

早い段階で自分の部屋で過ごす習慣があれば、自分の物は自分の部屋に……という意識が持てるのでしょうが、リビングにいる時間が長いとそこが自分のスペースになって、物も自ずとそこに集まってしまうのでしょうね。

親方:やはりリビングじゃなくて、自分の部屋で勉強させるほうが良いのですよね?

山本:自分の部屋に籠って勉強していると思いきや、YouTube観たりスマホいじったりで実際は何しているか分からない!というケースもあるので、本当に難しいテーマですよね。

廣畑工房様の手掛けたお家に、ご主人の仕事部屋をつくるスペースが取れずに、階段の踊り場に作業する机を設けた事例がありましたよね?あれ、子どもの勉強スペースにも良いアイディアじゃないですか?壁付けの収納棚もつけて。引き籠らせず、でも親が干渉しすぎない距離感、良いと思いませんか?

親方: 確かに!あとは、中高生になれば、自分の部屋で受験勉強しなければならないでしょうから、子ども部屋の収納もやっぱり、できるだけ先を見越して計画したほうが良いですよね。

1畳分くらいの広さのクローゼットに、持ち物が増えてもぞれぞれのバッグが置ける収納をつくっておくと良いと思います。

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建築×教育コラボ企画!家づくりから見えてくる、パパの子育て傾向

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