
建築×教育コラボ企画!-子どもがお手伝いしたくなるお家【後編…
家づくりコラム
家づくりコラム
こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
皆さんは、毎日ぐっすり眠れていますか?
年齢が上がれば上がるほど夜中に何度も目が覚めたり、まだ暗いうちに目が覚めたり、十分な睡眠がとれない人も多いですよね。
日本人の5人に1人と言われる不眠症。快眠には、寝室や寝床の快適さが大切です。
今回は、リラックスして快眠できる寝室づくりをご紹介いたします!
■世界的にも低水準の、日本の平均睡眠時間
寝るためだけの寝室ですが、きちんと眠れる空間になっているかは健康面に関わる重要なこと。
国民健康・栄養調査報告(2019年)では、日本人の平均睡眠時間は、7時間22分と分かりました。「思ったより多い!」と思ったあなたは、危険信号!
世界平均は8時間25分と、1時間以上多いのです。
さらに言えば、働き盛り世代の40代は、「5時間以上6時間未満」と回答した人が最も多く、しっかり睡眠をとらなければならない人たちが十分に休めていないことが分かりました。もともと短い睡眠時間です。快適な寝室で、質の高い睡眠をとりたいものです。
■リラックスできる空間にするために
リラックスできる寝室づくりのポイントは、色と光。
壁紙の色はワントーン暗くして、消灯時に近づけます。窓は大きくせず、比較的高めの位置に設置します。窓からの採光は、そこで寝る人の暮らし方によって変わります。
日中に働く方は、朝の光で目覚められるように窓の位置やカーテンの有無を考え、夜勤などがある人は、昼間ぐっすり休めるよう、日中の光を遮断するロールスクリーンを設置します。 照明の選択もシーリングライトを複数取り付けたり、シーリングライトにダウンライトを組み合わせたり、常夜灯や間接照明を用いたりと、その寝室でどんな時間帯にどのような休み方をするかで、最適なものを提案しています。
■寝室にあったら便利なもの
夜寝るときにスマホやスマートウォッチを充電するという人も多いことでしょう。
スマホなどは布団やベッドに持ち込まないのが、本当ならば快眠にはベストでしょうが、アラーム代わりに使用したり、緊急時の連絡を受けたりする方には、枕元の充電用コンセントは必須です。
ベッド近くの棚板を壁から出し、コンセントも配置し、スマホらを充電できるようにあらかじめつくっておくと、置き場にこまりません。 また、寝室にもウォークインクローゼットを設置するのはおすすめ。1階に大きなファミリークローゼットがあっても、季節物や来客時にしか使わないような使用頻度の少ない物は、日常的に使用するクローゼットではなく、別なところに収納スペースを設けたほうが生活は快適になります。
寝室は、「自分たちしか使わないし寝るだけだから」と、こだわったり費用を割こうとしたりはしない場所になりがちです。ですが、壁紙や照明や窓ひとつで睡眠の質が良くなり、そこで過ごす時間の快適さも変わったりします。あなたがリラックスできる寝室を、私たちと一緒に考えてみませんか?