
建築×教育コラボ企画!-子どもがお手伝いしたくなるお家【後編…
家づくりコラム
家づくりコラム
こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
この夏は降水量が少なく、炎天下の日が続き非常に暑かったですね。
お家の外壁の劣化原因のひとつに、“紫外線”が挙げられます。
色褪せやひび割れなど外壁の劣化は、美観を損なうだけでなく、構造上にも問題を引き起こす可能性があります。
今回は、知っておくべき外壁のメンテナンスや選び方のポイントについてお話しします!
■木造住宅の外壁
廣畑工房でお家を建てられる場合、お客様は次のような点で外壁を決められます。
当社で建てる木造のお家では、外壁材は主にサイディング・ALC・セメント板・スレート・金属板の5種類が適していますが、それに加え、塗り壁・タイル・石貼りのような表面材を重ねることもあります。
■木造住宅の外壁
一番人気はサイディングです。流通量が多く種類も豊富な上に比較的安価なので、イメージするものを選択しやすいメリットがあります。
メンテナンスと寿命の点で、最も優れているのはタイル系でしょう。ただ、タイルは経年劣化とともに、剥がれたり欠けたりしてしまったら貼り直しが必要になります。
金属系はひび割れの心配はありませんが、種類によってはサビに注意が必要です。
特に御前崎市のような海の町では塩害は避けられないので、あまりおすすめはできません。雨風や紫外線に晒される外壁は建てるときの初期費用だけでなく、20~30年後に必要となるメンテナンスや修繕費も見込んで決めましょう。
■色の選択
近ごろホテルライクなお家が人気で、室内外ともに黒系を希望する方も多いのですが、外壁が黒系だと、実は白っぽい汚れがとても目立ちます。海に面した土地柄、風の強い時期には白く潮の痕が壁や窓にこびり付くこともあり、この地域にはあまり向きません。
汚れに関しては、グレー系やブラウン系が目立たず無難な選択となるでしょう。 アメリカンスタイルや北欧スタイルのような、特定のデザインのお家を建てられる場合、お客様は最優先でそのテイストに合った色を選ばれます。デザイン性を高めるために2種類の異素材を用いたり、ツートーンの色使いをされたりするのも良いでしょう。
メンテナンスのタイミングや修繕コストは、そのお家の立地環境にも影響します。お客様の好みや希望をおうかがいし、寿命やコストのメリットやデメリットを踏まえ、その土地に合った最適な外壁をご提案いたしますので、外壁のこともぜひ廣畑工房にご相談くださいね!