暮らし方の変化で、令和のお家からTVボードが消えた!?
家づくりコラム
家づくりコラム
こんにちは!御前崎で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
師走を迎え、今年も残すところあと1か月を切りました!
街がライトアップされたり、クリスマスツリーが飾られたりとこの季節ならではの雰囲気に包まれていますね。 クリスマスツリーやその電飾で、家の中も明かりに包まれるこの時季に、「家づくりの照明」についてお話ししてみましょう。
■照明の種類
一言で「照明」と言ってもその種類は意外と多く、
・ペンダントライト
・スポットライト
・シャンデリア
・ダウンライト
・スタンドライト
・シーリングライト
・フラットライト
・ブラケットライト
・間接照明
などがあり、設置場所や用途によって選び方が変わります。
ライトの色も電球色・温白色・昼白色・昼光色があり、家づくりの際、いざ照明を決めようとすると、皆さんなかなか悩んでしまいます。ただの飾りではない照明は、場所とその空間の用途に応じて適切に選ばないと、生活に不自由が生じてしまいます。
当社でお客様の照明プランをご提案するときは、「この場所にはこの照明!」といった いくつかの推奨パターンがあるので、ご紹介していきます!
■玄関照明
玄関とその廊下には、センサー付きダウンライトがおすすめ!
両手がふさがってしまいがちな買い物や荷物の搬入時にも、自動で点灯や消灯できるセンサー付きは欠かせません。 天井に埋め込み型になったダウンライトなら、人が毎日出入りしてホコリも舞いやすい玄関や廊下でも、ホコリが笠に付着するのも気になりません。
■LDK照明
調理をするキッチンは、手元をより明るく照らせるペンダントライトがおすすめ! 照明の位置が高いと自分の影で手元が暗くなってしまうことがあるので、より手元近くに明かりを感じられる位置が望ましいでしょう。
リビングのおすすめは、2パターンあります。
1つは、ダインライトと間接照明の組み合わせ。もう1つは、ダクトレールの主照明と間接照明の組み合わせ。 家の中で一番人が集まる空間なので、団らんのときにはメインの明るい照明の下で、また夜には明かりを抑え、間接照明のやわらかな明かりでテレビや映画を鑑賞。時間帯や過ごし方で照明を使い分けできるのが良いですね。
■子ども部屋照明
子ども部屋や寝室には、無難なシーリングライトが一番!勉強したり、メイクをしたり、読書したり……プライベート空間での過ごし方は人それぞれなのでデザイン性には欠けてしまうものの、十分な明るさが確保できたり、リモコン1つで何段階かに明るさ調整できたりするシーリングライトは、やっぱり万能です!
■階段照明
2階建てのお家では、階段照明は大きめのペンダントライトがおすすめです。
主に夜間の階段の上り下りに使用する明かりなので、必要な範囲が灯せるもので十分ですが、人目に触れやすい場合もあるのでデザイン性も意識したい場所。
照明は、照明そのものがお洒落でデザイン性がぐっと高まるアイテムでもあり、間接照明のように反射したり放たれたりする明かりが、空間のカッコよさをより引き上げてくれる魔法の道具にもなります。 その家での暮らしをイメージし、明るさにストレスなく、それでいてデザイン性も高い適材適所な照明プランをしっかりと考えた家づくりを実現しましょう!