
使いやすさと掃除しやすさを兼ね備えた洗面台
家づくりコラム
廣畑工房の家づくり
こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
「家は、3回建てないと満足いくものにならない」なんて聞いたことありませんか?
10の家族がいれば10の暮らし方があるように、万人にとって「こうだから良い家、満足のいく家」というものはありません。暮らし始めてから感じる「こうすれば良かった」がどうしても生じてしまい、3回建てないと満足いかないなんて言われるのです。
廣畑工房では、1回の家づくりで満足していただくために、お客様の希望を100%叶えながらもご家族の未来の暮らしに向けたご提案をしています。
今回は、30代のご夫婦が建てたお家を例にどんな提案をしたのか、紹介したいと思います!
■幼い子どもが巣立ったら…
子育て世帯が20年、30年と長く暮らす家を建てるとき、考えるのは子どもの成長とともに変化する暮らし。最も手がかかる幼い時期はほんの5~6年で、親の手がかからなくなって自立していくまで10数年。子育ての何に、またはいつにフォーカスして家づくりを考えるべきか、悩みませんか?
こちらのお家を建てたご夫婦は、お子さまがまだ1歳と4歳ですが、いずれお子さまが巣立った時のことを考え、将来はワンフロアで生活できるよう、1階に寝室として活用できるスペースを設けたいと希望されました。 そこでご提案したのは、リビング一角の畳コーナー。
■寝室に替わる畳コーナー
お子さまが巣立った後のご夫婦の暮らしを考えると、1階だけで生活したいというご希望は叶えたいと思いました。そこで、新たにひと部屋を設けるのではなく、リビングの一角に畳スペースを設ける提案をしました。もともと和のスペースをご希望というわけではありませんでしたが、3畳ほどの畳スペースを設けることに。 子育て中は、リビングの一部として広々使い、将来は寝室に替わります。寝室を意識し、寝具を出し入れできる収納も備え、窓も高い位置に横長のものを取り付けました。
■人数の変化に対応する子ども部屋
「子どもは3人」と話をしてくださったご夫婦のために、子ども部屋についても考えました。
まだ見ぬ3人目のお子さまのことを考え、将来間仕切りをして使える広めの部屋と、もう1つの個室をつくりました。3人目のお子さまが男の子でも女の子でも、うまく割り振りできる間取りにしたのです。 また、広い子ども部屋は、将来所帯を持ったお子さまが家族で泊まりに来た際の宿泊スペースとしても活用することができます。
ご夫婦は今、まだ幼い子どもを育てていますが、そのお子さまが巣立った後のご夫婦だけの暮らし。そして大人になったお子さまが親になり、家族で遊びに来たときまでをイメージした家づくりを実現。
お客様の「こうしたい」希望と、お客様がまだ気づかない廣畑工房の「こうすると良い」の提案で、1回目で満足な家づくりを実現しましょう!