株式会社廣畑工房

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廣畑工房創業から今に至るまで〜親方・廣畑にインタビューしてみました!〜[中編]

廣畑工房について

こんにちは!御前崎で笑顔をつくる家づくりを続けている廣畑工房 です。

今日は、廣畑工房の歴史を紐解くインタビュー!として、親方の廣畑衛にじっくり話を聞きました。

高校の進路指導室で出会った1冊の本をきっかけに、大工の道に入った親方ですが、この地で独立したばかりの頃はなかなか苦労したことも多かったのだとか。 当時の話を聞いてみました!

――Q.31歳で廣畑工房を立ち上げて、最初から新築の家づくりを?

いやいや、なかなかそう上手く話はいかなくて(笑)
当初は、リフォームやちょっとした家の修繕などの仕事をいただきながらコツコツ仕事をしていました。
「家づくりをしたい」という想いはありましたが、ご依頼いただけなければ家づくりをすることもできないわけで。先輩たちから現場の手伝いの仕事などもいただきながら、何とか食いつないでいたかたちです。

――Q.順風満帆というわけではなかったんですね。

本当にそう。でも、当初からメーカーの下請けのような仕事は絶対にならないと決めていました。手伝いに行った現場では、大工の先輩たちから「メーカーの仕事をした方が儲かるのに」と何度も言われましたが、がんとしてやらなかった。 同年代で独立した大工の中には、ひょんな縁で新築の依頼をもらって請け負っている大工もいて「う、羨ましい……」とずいぶん悔しい思いをしたこともありました。

――Q.初めて新築住宅の仕事をいただいたのはいつ頃のこと?

初めて家を1棟建てさせていただいたのは、独立して6年目のこと。
私の親名義の土地を、家を建てるために買いたいという方から「息子が大工なら、家を建てるのもお願い」と言われたのがきっかけでした。
そこから段々と仕事をいただくようになり、翌年に1棟、翌々年に5棟という形で仕事が増えていきました。

――Q.家を1棟任されることにプレッシャーはなかった?

もちろん最初はありました。でも、何が何でもやってやるという気持ちの方が、怖い気持ちや不安な気持ちよりも大きかったのかな。周りの人にもたくさん助けていただいて建てた家ですが、やっぱり最初は大赤字。 建てても全く利益にはなりませんでした(苦笑)

今思えばそれもそのはず。大工の現場の仕事しか知らなかったですし、当時はパソコンを使うのだって四苦八苦。今思えば、そこから結構成長したと自分でも思います(笑)

親方へのインタビューは次回ついに最終回!どうぞお楽しみに◎

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