コンパクトなお家でヌックな暮らし
家づくりコラム
大工コラム
こんにちは!御前崎で家づくりを続けている廣畑工房 です。
ホームページに掲載させていただいている廣畑工房の施工事例を見ていただくと、必ず目に入ってくるのが、造作家具!
造作家具とは、家のスペースに合わせてオーダーメイドで作る家具のこと。クローゼットの中の棚やテレビボード、キッチンのカウンターなどなど「え、これも造作家具なの?」と言われるものまで作っていくのが廣畑工房スタイルです。
今日は、そんな廣畑工房の特徴とも言える造作家具をどんなふうに作っているのか、こっそりご紹介します◎
■造作家具ができるまで1:まずはお客様と打ち合わせ
廣畑工房では、造作家具を作るにあたって、お客様と家の間取りなどをお打ち合わせする際に、使う家具や買う予定の家電などを伺っています。
例えば……
「買うテレビのサイズは何インチを予定している?」
「テレビ周りにはゲーム機を置きたい?」
「リビングにカウンターを作るとして、誰が使う予定?」
などなど、結構細かく伺っています。
テレビに関しては、サイズだけでなく品番までヒアリング。
中には長年使ってきたアンプも置きたい、なんていうお客様もいらっしゃるので、その際にはアンプもスッキリ収納できるサイズを検討しています。
■造作家具ができるまで2:親方がラフスケッチを作成
お客様とお打ち合わせをした親方が、まずはどんなスタイルがいいかをラフスケッチでイメージ作り。
もちろん、お客さまにも過去の事例をお見せしながら「どんなデザインがいいか」などを確認しながら設計します。テレビボード収納であれば、テレビの配線をどこから出すか、なども大切なポイントだったりします。ちなみに…テレビボードの収納はボード周りにお客様が置きたいものに合わせて「引き出し」「オープンラック」「観音開きの扉」などを毎回変えているんですよ!
■造作家具ができるまで3:現場の大工バトンタッチ!
ラフスケッチをもとにCADなどで細かい寸法を出したら、資材を発注〜現場の大国バトンタッチ。
お客様邸の建築現場とは別に、廣畑工房の工場(こうば)があるので、現場に資材を運ぶ前に木材をカットしたり、塗装したりして準備をすることもありますよ。
■造作家具ができるまで4:いざ現場で施工
準備が整ったらいよいよお客様邸の建築現場で造作家具を設置します。
現場で細かい調整をしたりするのも大工の腕の見せ所。 完成した造作家具は、インスタグラムでもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!