
空間の立体感を演出する、天井効果
家づくりコラム

家づくりコラム
こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
子育て世帯の家づくりのヒントにしていただくために、建築のプロ・弊社廣畑工房の廣畑親方と、教育のプロ・学習塾を運営する株式会社CbyEDTECHの山本代表と、「子どもの勉強に役立つ家づくり」をテーマに対談シリーズ。
今回は、「子どもの片付け習慣の身に付け方」がテーマです!

山本:廣畑さんは以前、お子さんのお悩みのひとつに「片づけられない」ということを挙げられましたよね?
あれからわたしも色々考えてみたのですが、それって、お子さんが片づけられなくなる前に手を打たなければ解決できないことなんじゃないか?って思いまして…。
つまり、幼いうちから片付けをいかにして習慣化させられるかが課題ではないかと。
親方:確かに、今の片づけられない状況をできるようにするのって、いくら(子どもに)言っても直らなくて、最初からできるように教育できるほうが望ましいです。
山本:しかも「片づけなさい」と子どもにいくら言ってもやらなければ、しびれをきらして親御さんが結局先に片づけちゃいますよね。
親方:そうそう!まさに、それ、わたしです。すぐ手を出しちゃうんですよ~。(笑)
山本:「子どもに片付けさせたい」より、「部屋を綺麗にしたい」というほうが勝ちますよね。でも、それでは永遠にこの悩みから抜け出せない。(笑)
そこで、家づくりの工夫で子どもに幼いうちに片付けの習慣が身に付くような仕組みがつくれないかな?って考えてみたんです! それは廣畑さんが以前おっしゃった、「収納のつくり方」にヒントがあると思います。

親方:何をどこにしまうのか、子どもにもちゃんと分かる明確な収納をつくることは、確かに大事だと思いますね。
山本:はい、確かに子どもには「分かりやすさ」と「単純さ」が必要かと。
私が考えたのは、例えば学校や弊社のような学習塾では本を1冊読んだり、自主学習ノートが1冊終わったりすると、シールを貼って喜んだり、それをモチベーションにまた頑張ったりしますよね。
子どもが小さく従順なうちに、その収納に片付けをきちんとできたら何かがもらえるとか、何かが起きるという仕組みが作れたら、自分からやるようになるんじゃないかなって思うんです。
親方:あ~!例えばおもちゃを所定の引き出しにしまえたら、アメをもらえる…みたいなことですね?
山本:そう!!でも単なるご褒美的なモノよりも、子どものためになる「知育」に絡んだ仕組みの方が良いんじゃないでしょうか?
親方:知育!?

後編へ続く…