
御前崎市の暮らしを満喫する家づくり
家づくりコラム
廣畑工房について
こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
廣畑工房は、この4月1日に16周年を迎えました!
創業から16年、法人化して3年。たくさんのお客様の夢を叶えるお手伝いをさせていただきました。
今回は、この16年の軌跡を振り返り、17年目の抱負を、親方からお話させていただきます。
■16年を振り返り思い起こす出来事
この16年、たくさんのことがありましたが、やはり最も記憶に残るのは、初めての新築を請け負ったときのことです。
親方のもとで大工として11年経験を積ませてもらい、独立したものの、しばらくは修理やリフォームなど細かな仕事を請け負っていました。 ご縁あってご契約いただいた初めての新築は、独立から5年したころでした。
■身をもって実感した気苦労、そして達成感
契約から現場の2ヶ月ほどは、自信満々に張り切って臨んでいましたが、イチからすべてを自分で行う新築工事。工事以外にもやらなければならない、仕入れや外注などさまざまな業務や手続きに、次第に不安や苦労も募っていきました。
お客様の希望に応えたいと必死になりながら、自分が弟子時代にお世話になった親方の苦労を思い知りました。
今思い出しても、完成したときの達成感は想像を超えるものでした。嬉しすぎて、引き渡しの前日、妻と家でお祝いの乾杯を交わし、その夜は深酒をしました。やりきった自分を自分で褒めたいような気持ちで、感慨ひとしおでした。
■「家づくり」に最も大切なこと
設計するための最初の打合せだけでなく、着工後になって出てくるお客様の希望やその変更のご要望にもしっかり応えられるよう、力を入れ対応させていただいたので、お引渡しをしたお客様は大変喜んで、満足していただいた手応えがありました。
長い月日をかけ家が完成したことによる達成感ではなく、家づくりで最も大切なことは、お客様のリクエストにどれだけ忠実に応えられたか、あるいは、期待以上のものを提供できたかだと思っています。それが、建売住宅とは違う注文住宅ならではの醍醐味なのだと感じます。「誰のための家か」ということを忘れず、お客様自身の満足度を高めることが、我々自身の達成感と満足度にも比例しているということを、その時の経験が今も変わらずに教訓としてあります。
■顧客満足度を高めるためのチームワーク
この春、共にずっと仕事をしてきた仲間の1人が退職し、また1人の新卒社員を迎え入れます。
これまで事務要員の採用ばかりでしたが、今回は初めての職人採用となり、個人的には体制が変わり、心機一転、新たなチームをつくり直すような気持ちでいます。
初めて新築を請け負ったときに学んだ初心を忘れず、16年で培ってきた提案をさらに進化させながら、チームワークを高め、お客様にこれまで以上に喜んでいただける家づくりに邁進したいと思います。
17年目の廣畑工房も、ぜひご期待ください!