人気再燃!?あったら重宝する和室と和スペース
家づくりコラム
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こんにちは!御前崎で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
みなさんのお家には、和室がありますか?
畳離れと言われた10年ほど前に比べ、最近若者を中心に和室や和スペースの需要が高まっているそうです。
今回は、和室や和スペースの畳の魅力をお話したいと思います。
■20代の畳ニーズは70%超え
廣畑工房で家づくりをされる方で、和室または和スペースを希望されるのはおよそ半分ほど。その中で、しっかりとした和室として一部屋設けられる方が2割、リビングの一角にちょっとした畳スペースを設けられる方が8割ほどです。
住環境研究所が行った調査では、20代から40代までの世帯で新築に和室を設けている割合が、2010年から2016年までの間に75%も増加していることが分かっています。
■和室和スペースを設ける目的
和室や和スペースを設けられる方には、そのスペースを「こんな風に使いたい」という明確な目的があります。
ご両親やご友人など、来客や宿泊をする人がいる方はおもてなし空間として。
ゴロゴロしてリラックスしたい、安心して子どもを遊ばせたいという方は、くつろぎの空間として。
他にも、洗濯物を畳んだりして家事をしたい、お昼寝したい、五月人形やひな人形を飾りたい、など、その目的は様々。
和室や和空間はデザイン性だけでなく、用途を考えた上で設けることをおすすめします。
■和室事例
こちらは、和室として1室設けられた事例です。
リビングに隣接する日当たりのよい和室で、大きめの収納と畳のシンプルなつくりです。
また、こちらの事例ではリビングの一角を畳コーナーとし引き戸を付け、収納を充実させながら客間としても使えるようにしました。
■和スペース事例
こちらは、リビングとフラットにつながる3畳の畳コーナーの事例です。
壁や格子で仕切り、スタディーカウンタ―を造作したことで、半個室のような集中できるスペースになりました。
こちらの事例では、和スペースを小上がりにしたことで畳の下にも収納を設けました。
こうした段差は、リビング空間の椅子やソファー代わりとしても使えます。
最近のトレンドは、和紙で縁の無い正方形の畳を使用した3~4.5畳ほどの広さの和スペースです。
お客様のライフスタイルに合わせ、畳スペースの最良なつくり方をご提案いたしますので、ぜひ廣畑工房にご相談ください。