人気再燃!?あったら重宝する和室と和スペース
家づくりコラム
廣畑工房の家づくり
こんにちは!御前崎で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。
6兆円強と言われる今のリフォーム・リノベーション市場規模は、2030年には7.7兆円に及ぶと言われています。
年々新設住宅着工件数が減る一方で、リフォームやリノベーションは増加傾向なんです。
今回は、廣畑工房の施工事例を用いながら、フルリノベーションについてお話したいと思います。
■新築とリノベーションで迷ったら
新築にするかリノベーションにするかは、予算による判断が大きな選択材料の一つになります。
廣畑工房では、リフォームやリノベーションを前提として検討しているお客様にも、何をどこまで変えたいかをヒアリングしお見積りを出しますが、新築で建替えた場合のお見積りも合わせてご案内しておりますので、お客様にはきちんと比較して検討していただけます。
■築60年の平屋リノベーション事例
外壁や屋根を含み大規模にフルリノベーションをしたこちらのお家。
過去すでに一部の部屋はリフォームされて綺麗な状態でしたので、一部を残しながら建替えではなくリノベーションすることを選ばれました。
リノベーションでは構造の柱を抜くかどうか、水道の配管を入れ替えるかどうかの事情で、できることが大きく変わります。
■リノベーションの間取り
今回のお家は屋内配管を入れ替えたため、間取りも既存の形にとらわれず大きく変更することができました。
昔の家は6~8畳程度の部屋に細かく仕切られ部屋数が多いですが、それらを潰して、24畳の広々リビングを実現しました。
それでも玄関は基礎が絡むため、位置を変えることはできません。ですから玄関は以前と同じまま、そこを中心にして全体の間取りを考えました。
■徹底した外観の変更
せっかくフルリノベーションするのなら、新しくイメチェンを図りたかったので、屋根、窓、外壁と、外観は徹底して一新しました。
家の外観の輪郭は昔のままですが、この一新で令和の家に生まれ変わったと言えます。
■古タンスの活用
嫁入り道具だった古タンスを残したいというご希望から、設計の段階で置く位置を決めて設置しました。
室内も60年前の家の面影もないほど新しくなったことで、古タンスはお洒落なアンティーク家具として、お部屋に高級感をもたらしとても素敵ですね。
長年住み続けたことで不具合が生じ、それを元の状態に戻すのがリフォーム。
リノベーションは、過去のものを生かしながら新しく価値を加えるものと言われます。
もともとあったお家に愛着があり、それを生かしつつ新しく生まれ変わらせたいという方は、その最善の方法をご提案しますので、ぜひ廣畑工房にご相談くださいね!