株式会社廣畑工房

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建築×教育コラボ企画!-子どもがお手伝いしたくなるお家【後編】

家づくりコラム

こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。

子育て世帯の家づくりのヒントにしていただくために、建築のプロ・弊社廣畑工房の廣畑親方と、教育のプロ・学習塾を運営する株式会社CbyEDTECHの山本代表と「子どもの勉強に役立つ家づくり」をテーマにした、対談シリーズ。

今回は、子どもがお手伝いしたくなる家【後編】です!

山本:子どもがお手伝いしやすいお家を想像したとき、掃除用具などの道具が子どもの手が届かないのはネックですよね。

お皿洗いにしろお料理にしろ、踏み台がないとキッチンには届かないでしょうし。

親方:確かに、上の子は食事をつくるお手伝いをしてくれるんですけど、小さい頃からお母さんと一緒に料理していたから覚えられたんですよ。親と一緒にキッチンに立つなら、家づくりを機に踏み台とかあらかじめ造作しておくと、お手伝いしたり料理覚えたりしやすくなるかもしれません。

山本:それ良いですね!必ず脚立とか踏み台って買うものですから、お家のサイズにあった踏み台は、子どもだけじゃなくても便利ですね。

あと、収納が不便だと、お手伝いしようにも子どもはどうして良いか分からないかもしれませんよね。

親方:うちは下の子が小1なんですが、親が共働きで帰りも遅い日があるので、上の子が下の子の面倒をみてくれるだけでも十分なお手伝いなんです。 ランドセルや習いごとのカバンを置く場所や、遊んだおもちゃの収納場所などをあらかじめつくって明確にしておくと、子どもたちだけでも片付けしやすいと思います。

山本:お手伝いとなると、掃除機やモップ、雑巾などの掃除用具が、子どもの手に取りやすい場所にないと身近にはなりませんよね。道具はどういった収納にするのが良いでしょうか?

親方:やはり、家族みんなが一番過ごす場所であるリビングに、掃除用具も備えるスペースを設けるのが良いでしょうね。子どものお手伝いのためではないですが、LDKに隣接するパントリーに、コードレス掃除機専用の収納スペースを設けた事例があり、すぐに掃除機を手に取り掃除できるので、それはとても便利だと思います。

階段下を活用し収納スペースにすることもありますが、わざわざ道具を取りにいくのではなく、パッと行けるところに収納することが子どものお手伝い促進にもなるでしょうね。

山本:廣畑さんのお家は、お庭も充実していらっしゃいますよね。お庭のあるお家では、草むしりとか、BBQの道具の出し入れとか、花の水やりなどお庭仕事のお手伝いもできそうですから、シューズクロークを工夫して、スコップや軍手などの道具も収納できるようなつくりが良いでしょうね!

親方:親が助かるという意味だけでなく、お手伝いを通して、子どものさまざまな経験値が上がるといいなぁと思います。さらに学力向上もできるなら、ラッキーですね!

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