株式会社廣畑工房

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建築×教育コラボ企画!-子どもがお手伝いしたくなるお家【前編】

家づくりコラム

こんにちは!御前崎市で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。

子育て世帯の家づくりのヒントにしていただくために、建築のプロ・弊社廣畑工房の廣畑親方と、教育のプロ・学習塾を運営する株式会社CbyEDTECHの山本代表と「子どもの勉強に役立つ家づくり」をテーマに対談するシリーズ。

今回の対談では、子どものお手伝いと学力向上がテーマです!

山本:廣畑社長のお子さんは、ふだん何かお手伝いをされますか?

親方:下の子はまだ小さいのでしませんが、中1の上の娘は、皿洗いやご飯を作ったりしてくれますよ。幼いころから母親と一緒に料理していたので、味付けやその分量なんかは見て覚えたみたいです。

山本:それはスゴイ!! 中1にして、すでに「おふくろの味」をマスターしているのですね!

親方:やっぱり毎日しなければならない家事の中から、毎日でなくても、子どもがそれを手伝ってくれて、大人がやらなくて済む日ができるだけでとても楽です。まして男親の自分は料理が全然できないから、妻が不在のときに娘が食事を作ってくれるのは助かりますね!

山本:毎日のルーティンや、大人が苦手な部分をお子さんが補ってくれるようなお手伝いが良いのですね。

ところで、なぜお手伝いを話題にしたかと言うと、「お手伝いをする子は学力が向上する」というデータがあるからなんです。

親方:そうなんですか!?

でもちょっと分かる気がします。

山本:お手伝いそのものが、直に学力に直結しているわけではないのですが、家庭の中で、役割を与えられることで責任感が生まれたり、お手伝いをしたことを親に褒められたり喜んでもらえたりすることで自己肯定感が高まったりして、それらが子どもの自立につながって、勉強にも影響するのでしょうね。

親方:じゃあもっとお手伝いさせた方が良いってことですね?

山本:強制的にやらせた方が良いということではありませんが(笑)

あるアンケートで、お子さんにお手伝いを日ごろからやらせていると回答した人は12.1%、子どものお手伝いを全く意識していないと回答した人は43.3%だったそうです。親御さんのお手伝いへの意識が変われば、お子さんの学力や成績も変わるかもしれませんね!

親方:勉強しないことや勉強嫌いなことを子ども自身のせいにせずに、親の働きかけや意識の持ちようで、勉強に興味を持たせたり習慣付けさせたりできるってことですね。

それは、子育て世帯が家づくりをするときにもまたヒントになりそうですね! 山本:そうです!家事を楽にするお家はイメージできても、子どものお手伝いを意識してお家を建てる方はほとんどいらっしゃらないかと思いますので、お子さんと一緒に何かをしたり、お子さんが役割をもって暮らせる家づくりを考えてみるのも面白いと思いますよ。

建築×教育コラボ企画!-子どもがお手伝いしたくなるお家【後編】に続く…

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