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コンパクトなお家でヌックな暮らし

家づくりコラム

こんにちは!御前崎で大工が作るマイホームを手掛けている廣畑工房です。

近年流行りの「コンパクトな家」。実際どのくらいの広さの家を指すかご存じですか?
狭小住宅と呼ばれる家は一般的には15坪以下の敷地面積に建つ家を指し、コンパクトハウスは明確な定義はないものの、20~30坪前後が目安になるそうです。
今回は、そんな「コンパクトな家づくり」について、お話します。

■「ヌックな暮らし」とは
2024年の住宅トレンドワードの1つに「ヌック」という言葉があります。
「ヌック」そのものは、スコットランド語の「neuk(ヌーク)」が語源で、温かくて心地良い場所という意味なんだそう。
住宅業界では、「ミニマルライフ」や「コンパクトハウス」に並び、小ぢんまりとした居心地良い居住空間という意味で最近使われています。

■コンパクトな家の特徴
トレンドワードに「タイパ」という言葉もあります。タイパは時間対効果のことであり、「コンパクトな家」は無駄のない間取りで生活動線が短いタイパの良いお家ということでもあります。

また、面積も小さいので掃除も楽で、光熱費およびメンテナンス費用も安く済む家でもありあります。
では、それらを実現するコンパクトな家とはどんな間取りでしょう?

■無駄をなくすために
無駄のない間取りのポイントの1つとして、「廊下を無くすこと」が挙げられます。部屋同士を壁や間仕切りだけで区切り、部屋から部屋への移動だけで済ませることで動線も短くて済みます。
次に「玄関を最小にする」こと。シューズクロークなどもつくらず、壁面に造り付けのシューズボックスで済ませることもコンパクトな家の間取りのポイントの1つです。

■コンパクトでも収納は最大に
いくらお家がコンパクトでも、あちこちにモノがあふれるようではヌックな暮らしはできません。無くて困ることはあっても、余裕があって困ることはない収納。活用できるスペースを最大限収納として使用できる状態にしておくことです。

例えば、ウォークインクローゼットではなく、ウォークスルータイプの収納にすることで通路の有効活用につながります。それから、LDKなどの広い部屋の片隅はスペースを持て余しカラーボックスや収納棚を置きがちになるので、あらかじめクローゼットを設置しておくこと。他にも、カウンタ―下には何をしまうかを事前に決め必要な収納にしておくこと。などが挙げられます。

モノを最小限に…とは言え、ひとり暮らしでもない限り生活するだけの必要最低限なモノは家族の人数分だけ増えていきます。

コンパクトなお家は、確かに面積や規模は小さなものかもしれませんが、収まるものがしっかり収まり、そこでの暮らしが快適でなければなりません。
間取りの工夫としっかりとした収納計画で、コンパクトなお家づくりもぜひ廣畑工房にお任せください!

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